カテゴリ †
※このページで解説するのは、公式データベースで用いられている「カテゴリ」ではなく、非公式用語としての「カテゴリ」である。
カードのテキスト(公式用語としてはモンスター情報・効果説明)において、『「○○」カード』等と指定されるカード名の括りのこと。
本Wikiでは、『「○○」カード』と書かれた効果を持つカードの登場をもって、その「○○」をカテゴリと定義する。(本Wiki独自の定義)
また、カード名に「○○」が含まれていても、指定条件に合致しない場合、そのカードは実質的にそのカテゴリには含まれない扱いとする。(本Wiki独自の扱い)
なお、公式用語と名前が同じなのになぜ定義が異なるかと言えば、本Wikiの用語の方が早くできたためである。
また、公式が「○○」テーマ・「○○」シリーズ等と紹介するカード群の中には、本Wikiのカテゴリになっていないものもある。
それらは「シリーズカード」に記載されている場合があるので、そちらも参照のこと。
ルールについて †
- カテゴリを指定するテキストは、発売時期によって書き方がそれぞれ異なるものになっている。
第9期以降は『「○○」カード』、第8期以前は『「○○」と名のついたカード』、テキストが整備される更に前までは『カード名に「○○」の文字が入っているカード』・『「○○」という名のついたカード』・『「○○」と名のつくカード』等と様々だが、いずれもルール上の違いはない。
- テキストが整備されていない時期のものは、第6期以降の再録時に修正されているが、一部のカードはそのままとなっている。
なお、ボス専用カードは第9期に登場しているが、一般使用できない特殊性や分かりやすさ重視のためか『「○○」と名のついたカード』と書かれている。
- 元々のカード名のカテゴリを参照する場合は、『元々のカード名に「(カテゴリ名)」を含む』と記載される。
分かりやすい例は《プリンシパグ》があり、(1)と(2)の効果でカテゴリ名を指定する際のテキストが異なることが分かる。
- 日本語の性質上、OCGのカード名には漢字やアルファベットといった「書き」と平仮名・片仮名による「読み」の組み合わせが使われているが、あるカードがあるカテゴリに属しているかどうかの判別にはその両方が影響する。
- 「書き」・「読み」共に、カテゴリとカード名の該当部分の間で文字列が完全に一致していなければ、それに属さない。
例えば、《デストロイ・ドラゴン》はロイドに属さない(発音はロイドだが、厳密に「ロイド」の文字列を含んでいるわけではないため)。
- ただし、以下については上記のルールに反する、例外的な特殊裁定となっている。
備考
- 各カテゴリが指定している条件によっては、該当するカード名を持っていても、そのサポートを一切受けられないカードも多い。
一応《マジカルシルクハット》など、そのカテゴリと関連しない効果によって条件をあわせることでその効果を受けられる場合もある。
ただし、本Wikiではそういったカードは、「実質的にそのカテゴリには含まれない」という扱いにしている。
以下はその一例であるが、これらのカードも後に登場したカードによって、そのカテゴリに正式に含まれるようになることもある。
- 前述の通り、『「○○」カード』と書かれた効果を持つカードの登場によって、その「○○」をカテゴリとする(正式にカテゴリ化される)。
その際に、その「○○」がカテゴリになる以前に登場していたカードがそこに含まれる場合もある。(エレキ・カラクリ・サイファーなど)
- こういったカテゴリ成立以前から存在するカードは、その英語名がカテゴリの英語名と一致していない場合がある。
逆にOCGではそのカテゴリに含まれないモンスターが、英語名の関係でTCGでのみそのカテゴリに含まれてしまう場合もある。
かつてはサポートする側のカードに「○○も含む」または「○○を除く」と補記することで対応していた。
現在では、サポートされる側のカードに「このカードは○○カードとして扱う」「このカードは○○カードとしては扱わない」と記して対応するようになっている。
(前者の例はデーモン、後者の例は《拡散する波動》など。)
また、再録の際などに該当するカードの英語名自体を変更して、そのカテゴリに含まれる、または含まれないようにする場合も多い。
- アニメARC-Vでは、さらに読みが短い「地」が登場している。
- 「カテゴリ(Category)」とは、人間が物事を認識する際の最も根本的・一般的な基本概念のことである。
ここではカード名という範囲における種類・区分・部門などを意味する。
その他 †
- 原作・アニメにおいて―
アニメではOCGに存在するもの以外にも、多くのカテゴリが登場している。
なお、それらの中でOCGに該当するカードがあるものとしては、「コアラ」や「スライム」などがある。
- 一部の原作・アニメ出身カテゴリには、アニメでは使用されていないOCG出身のカードも存在する。
これらのカードは、アニメでの登場数が少なく、実戦向きでないカテゴリを強化する目的で登場する傾向がある。
逆に、アニメではカテゴリのサポートだったものが、OCGで属性や種族を指定するカードになる事もある。
- 原作ではテキストが曖昧なのもあるが基本的にカテゴリはほぼ存在せず、本格的にカテゴリ使いが出るようになったのは、アニメGXからである。
アニメ5D'sでは多くのデュエリストがカテゴリを使用し始め、カテゴリ以外のモンスターを一切使用しないデュエリストも珍しくなくなった。
特にARC-Vでは主人公からモブに至るまでほぼ全てのキャラが何らかのカテゴリ(またはシリーズカード)を使用している。
GX以降のシリーズでは十代や万丈目など、1つのデッキに複数のカテゴリが入り混じったデュエリストも登場している。
- E・HERO・BF・EMなどカテゴリがカード名の先頭にありデュエリストが使うカテゴリが明確な場合には、そのカードをフィールドに出す時以外においてカード名からカテゴリが省略されて宣言される傾向にある。
それらのカテゴリはそのものの文字数が長い場合もあり、尺の都合上仕方ない側面もある。
- マスターデュエルにおいては各カテゴリのストーリーを追体験できるソロモードが存在する。
カテゴリ一覧 †
カード名に共通性はあるが、その共通名を指定するカードが1枚も存在しないものについてはシリーズカードを参照。
あ行 †
か行 †
さ行 †
た行 †
な行 †
は行 †
ま行 †
や行 †
ら行 †
わ行 †
日本語名の存在しないカテゴリ †
エラッタにより消滅したカテゴリ †
※印が付いたカードは、英語名が該当カテゴリに含まれるためTCGでは記載なし。
―クリボー
―サラマングレイト
―閃刀
―超重武者
―憑依装着
―R−ACE
―RR
―その他
特定のカテゴリとしても扱う効果を持つカード †
他のカードを特定のカテゴリとしても扱うようにする効果を持つカード †
関連リンク †