エクストラデッキ/Extra Deck †
公式ルールブック解説 †
エクストラデッキとはメインのデッキとは別に用意する、特殊な方法で召喚する「融合モンスター」「シンクロモンスター」「エクシーズモンスター」「リンクモンスター」を集めたデッキの事です。
メインのデッキとは別に15枚まで用意し、デュエルで使用する事ができます。
(エクストラデッキの枚数は、メインのデッキの枚数には数えません。)
エクストラデッキをデュエルで使用する場合は、デュエルの準備の時にエクストラデッキゾーンに裏向きで置いておきましょう。
(公式ルールブック マスタールール(2020年4月1日改訂版)対応 バージョン1.0 より引用)
説明 †
メインデッキに次ぐ第2のデッキであり、ここに投入するモンスターたちは出すのに手間がかかる分、非常に強力なパワーを持っているものが多い。
そのため、現在ではほぼ全てのデッキで必須となっており、これを使わないのはごく一部に限られる。
それどころか、このデッキに投入するモンスターのみに戦力を頼った【グッドスタッフリンク】のようなデッキすら存在している。
また、遊戯王が新シリーズを迎えた時に新たに登場する種類のモンスターたちは、ここに投入するルールになっているものが多い。
- 上限は15枚で、下限はなく、投入するカードの種類の比率にも制限はない。
- アニメZEXALシリーズでは正式にエクストラデッキと呼称されるホルダーが存在している。
その一方、ミザエルやギラグなどはメインデッキ内にオーバーハンドレッドナンバーズのカードが存在している描写がある。
- アニメVRAINSに登場するデュエルディスクは実物カードを用いない新型モデルが普及している事もあってかエクストラデッキゾーンの描写も激減している。
なお設定資料では、新型モデルにデジタルカードスロットが備わっており、そのスロットの1つとしてデッキ・墓地と切り替える方式になっている。
数少ない例としては実物カード挿入式デュエルディスクを用いるAiが、墓地のリンクモンスターをエクストラデッキに戻す際にエクストラデッキゾーンがデュエルディスクから飛び出るシーンがあった程度である。
- アニメでもメインデッキの枚数はOCGと同じく40枚以上(5D's以降は40〜60枚)のようだが、劇中でエクストラデッキの枚数上限について言及された事はない。
むしろ、デュエルの最中にエクストラデッキのカードが増えるなどの劇中描写を見る限り、エクストラデッキの枚数上限がないと考えた方が自然である。
- アニメARC-V公式HPの「熱血!デュエル塾」ではエクストラデッキは15枚という事が言及されているが、ARC-V本編で枚数制限に関して説明されたことはなかった。
ただし、「遊矢vsユーリ」戦では、遊矢がエクストラデッキの状態を(記憶をもとに)確認しているシーンがあるが、その時のエクストラデッキには裏側表示モンスター15枚+表側表示ペンデュラムモンスター2枚が存在していることが確認できる。
余談だが、アニメARC-V劇中で確認できる遊矢のエクストラデッキのモンスターはちょうど15種類である。
- エクストラデッキの使用枚数の最大数は漫画ZEXALの「遊馬vsアストラル」戦でのアストラルとアニメVRAINSの「遊作/Playmaker vs Ai」戦でのPlaymakerが使用した15枚。
前者のデュエルでは、13枚使用した後に追加で3体のNo.を特殊召喚しようとしている事から、15枚を超えた枚数のエクストラデッキがあったと思われる(遊馬の妨害により結局2体に留まっている)。
- 上述の通りアニメ・漫画内でエクストラデッキの枚数制限をはっきりと描写すると物語上の不都合が生じるが、かと言って無制限に使用すると現実のOCGとの乖離が激しくなる。
1回の使用枚数を15枚以内に留めておくのは、ギリギリのラインでOCGルールでも矛盾が無いという整合性を合わせる事を意識されているのだろう。
- 5D's以降の新たな召喚法が登場する作品では、該当のエクストラデッキに入るモンスターを持つ事がステータスとなっている描写がされる事がある。
そういったカードは結構なレアカードでもあるとされ、ZEXAL1話では遊馬が「俺はモンスター・エクシーズを持ってない(ので早く手に入れたい)」という趣旨の発言をしている他、賭けの対象とされたり運良く落ちていたりしないか探しているキャラがいる、といった描写がある。
エクストラデッキのカードは他人に譲渡、入手する事も多く描写されている。
特にZEXALシリーズではNo.をデュエル後に入手して使用する等、所有者が変わっていくのが顕著になっている。
ARC-Vのスタンダード次元においては、エクストラデッキのカードを扱える事がエリートであるような描写となっている。
また、それぞれの次元の住人は、一部を除いて名前の召喚法に応じた(シンクロ次元ならシンクロモンスター)カードしかエクストラデッキに存在していない。
- 漫画5D's8巻巻末のデッキレシピ紹介では、全てのページで「エキストラデッキ」と誤って書かれている。
- 劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は原作のアフターストーリーだが、融合デッキではなく「エクストラデッキ」と呼称している。
- 遊戯王シリーズ以外において―
『週刊少年ジャンプ』の漫画『守れ!しゅごまる』第13話の扉絵では守護丸と蛇原がこたつでデュエルしている様子が描かれているのだが、守護丸がこちらに入れるべきカードを誤ってメインデッキに入れていたらしく、そのことを蛇原に指摘されている。
- コナミのゲーム作品において─
マスターデュエルでは、エクストラデッキのカードが全て禁止カードとなるイベント「エクストラゼロ フェスティバル」が存在する。
関連カード †
※エクストラデッキに干渉するカードのうち、対象が融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リンクモンスターのいずれかに限定されたカードは当該ページを参照。
ただし、指定対象に現状では特定の種類のモンスターしか存在せず、結果として上記いずれかのみに限定されている場合は除く。
別のページに控えたカード †
―オッドアイズ
―ゲート・ガーディアン関連
―コード・トーカー関連
―サンアバロン関連
―地縛
―閃刀姫
―No.関連
―覇王眷竜関連
―海造賊
―神碑
―霊獣(召喚条件を無視して)
―その他のカテゴリ
―特定のモンスター
―その他
※特筆が無い限り、墓地へ送るのは自分のエクストラデッキから、枚数は1度の発動で1枚、墓地へ送るカードを選ぶのは自分である。
※特筆が無い限り、墓地へ送る枚数は1度の発動で1枚、墓地へ送るカードを選ぶのは自分である。
※特筆が無い限り、墓地へ送るのは自分のエクストラデッキから、枚数は1度の発動で1枚、墓地へ送るカードを選ぶのは自分である。
※特筆が無い限り、除外するのは自分のエクストラデッキから、枚数は1度の発動で1枚、除外するカードを選ぶのは自分である。
※特筆が無い限り、除外する枚数は1度の発動で1枚、除外するカードを選ぶのは自分である。
※特筆が無い限り、除外するのは自分のエクストラデッキから、枚数は1度の特殊召喚で1枚、除外するカードを選ぶのは自分である。
―フィールドの自身を戻す
―フィールドから戻す
―墓地から戻す
―墓地・除外から戻す
※チェーンブロックを作らないもの(自壊など)は除く。
―フィールドの自身を戻す
―墓地の自身を戻す
―墓地・除外状態の自身を戻す
―フィールドのモンスターを戻す
―墓地のモンスターを戻す
―除外状態のモンスターを戻す
―フィールド・墓地のモンスターを戻す
―墓地・除外状態のモンスターを戻す
―エクシーズ素材からモンスターを戻す
―特殊召喚モンスター
―手札に加える(戻す)
―デッキに加える(戻す)
―墓地へ送る
―除外する
―ペンデュラム召喚以外で特殊召喚する
―ペンデュラムゾーンに置く
―魔法&罠ゾーンに置く
エクストラデッキからの特殊召喚を全て制限するカード †
―自分
―相手
―お互い
エクストラデッキからの特殊召喚を一部制限するカード †
※括弧内は特殊召喚できるカード
―効果外テキスト(誓約効果)
―残存効果
―永続効果
―自身が特殊召喚に成功した
―モンスターが特殊召喚に成功した
エクストラデッキの枚数に関係するカード †
―自分
―相手
―お互い
エクストラデッキにカードが加わった場合・戻った場合・加わる度に発動・適用するカード †
上記以外でエクストラデッキに関する効果を持つカード †
関連リンク †
FAQ †
Q:デュエル中、自分のエクストラデッキを確認することはできますか?
A:できます。(10/11/14)
Q:デュエル中、エクストラデッキをシャッフル、または任意にエクストラデッキのカードの位置を入れ替えることは可能ですか?
A:はい、可能です。
また、一度フィールドに出たモンスターが何らかの効果でエクストラデッキに戻る場合やペンデュラムモンスターを表側表示でエクストラデッキに加える場合、任意の場所に戻す(加える)ことが可能です。(14/03/26)
Q:カードをデッキの一番上に置く効果でモンスターを代わりにエクストラデッキに置く場合、エクストラデッキの一番上に置く必要がありますか?
A:いいえ、特に特定の場所に置く必要はありません。(14/03/30)