2024/01/25 14:09:19
[ 差分 | 現在との差分 | ソース | 復旧 ]YU-GI-OH! TRADING CARD GAME †
英語等日本語以外の言語で表記されている「YU-GI-OH! TRADING CARD GAME」シリーズは、日本語表記のカードと混ぜて遊ぶ事も可能です。
ただし、大会等の公式のデュエルの場合、使用が禁止されている場合もあります。
事前に大会ルールを確認しておきましょう。
なお、「YU-GI-OH! TRADING CARD GAME」シリーズと、日本語表記のカードを混ぜて使用する場合には、カード裏面のデザインが異なるため、一緒に使用する場合は裏面が見えないプロテクターを装着しましょう。
また、日本語表記のカード以外を使用する場合には、カードの効果処理を正しく行えるように、対戦相手にもテキストを正しく伝えられるようにしておきましょう。
カードの日本語名と英語名は、遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ カードデータベース(https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/)で確認できます。
(公式ルールブック マスタールール(2020年4月1日改訂版)対応 バージョン 1.0 より引用)
遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズをベースに、KONAMIが海外向けに販売しているトレーディングカードゲーム。
略称としてはTCGが用いられる。
TCGのカードは日本語版を含むOCGと互換関係にあり、日本語のデッキと外国語のデッキを対戦させることも、複数の言語のカードを混ぜてデュエルする事も可能。
例えば、日本語の《落とし穴》、英語版の《Trap Hole》、フランス語版の《Trappe》、ドイツ語版の《Fallgrube》、イタリア語版の《Buco Trappola》、スペイン語版の《Agujero Trampa》、ポルトガル語版の《Buraco de Armadilha》、韓国語版の《함정 속으로》は、いずれも同じ効果を持っている(ただし、国によって裁定が違う物もある)。
後述するようにTCGでは様々な部分がOCGから変更されている。
各国語への翻訳とルール整備の手間もあるため、TCGの発売はOCGの同名パック発売より何ヶ月か遅れて行われるのが恒例である。
具体的には、以下の言語の遊戯王カードが「YU-GI-OH! TRADING CARD GAME」シリーズである。
これらはいずれもかつてUpperDeckが販売に関わっていた言語である。
- 英語版
- フランス語版
- ドイツ語版
- イタリア語版
- スペイン語版
- ポルトガル語版
このうち、日本国内で流通している遊戯王TCGのほとんどは英語版である。
- TCGの発売以来、2013年9月20日までは国内の公認大会で日本語以外の言語のカードを使用する事は可能であった。
しかし、2013年9月21日にショップデュエルへのリニューアルに伴い、日本語以外の言語のカードは「ノーリミットデュエル」でのみ使用可能へと変更になった。
これにより従来の「スタンダードデュエル」や世界大会およびその代表を決定するための大会は全て日本語表記のOCGカードしか使用できなくなった。
2017年3月25日以降の新マスタールール導入後はショップデュエルのイベント内容が大幅に変更された結果、「ノーリミットデュエル」 のリンクは公式サイトから消え、廃止された。- 以前はジャンプフェスタやコナミカードゲームステーション等でのイベントでは使用が許可される事も多かった。
- 日本語以外の言語のカードの使用禁止は2013年8月頃急遽明らかとなった。
そのため、他言語版の使用に関して、ルールブックの記述と実際の取り扱いとで一時的に齟齬があった。 - これにより、主要カードが限定カードのため他言語版で代用されることの多かった一部のデッキは、大会で使用する際の予算が大きく上がってしまった。
もっとも、下記の「テキスト不所持による反則負け」、プレイヤーがテキストを把握していない事による混乱、意図的に日本語テキストを何度も確認することによる遅延行為など、大会における海外版絡みの混乱は少なくなかったのも事実である。 - TCG圏ではOCGカードは公認大会では使えないが、TCGカードであれば他の言語のカードでも代用できる。
韓国を除くアジア圏では元々TCGカードを使用できなかったため、こちらと近い運用となる。
- 2018年4月1日以降はスタンダードデュエルに替わるランキングデュエルの導入やそれに伴う公式からの大会基本規定の制定(詳細はこちら)(外部サイト)により日本語以外の言語のカードは、チャンピオンシップ等の非公認大会でしか使用できなくなっている。
- なお、ANIMATION CHRONICLE 2022に収録された《BLUE EYES WHITE DRAGON》は、英語で書かれているがOCGのカード扱いなので大会で使用できる。
「アストラル語版」の一部のカードも同様である。
詳しくはこちらを参照。
- 《ウィジャ盤》と死のメッセージは複数の言語を混ぜて使用することができないという特殊裁定がある。
これは、《ウィジャ盤》を完成させた際に揃う文字が日本語では「DEATH」、それ以外の言語では「FINAL」であるため。
完成する単語が異なる上、別の位置にAが存在するため、両者を混ぜると非常にわかりにくくなってしまう。
2017年3月25日以降は新マスタールール導入及びショップデュエルのイベント内容の大幅な変更に伴いノーリミットデュエルは廃止された為、現在では(非公認大会を除けば)実戦で問題視されることは無くなっている。
OCGとTCGの違い †
裏面が異なる †
- カード裏面に記されている「遊戯王」のロゴが「日本語版OCG」「韓国語版OCG」「TCG」でそれぞれ異なる。
裏面が異なるカードを混ぜて使用する場合、裏面が不透明なカードプロテクターを使用する必要がある。
表現規制が厳しい †
- OCGが流通している日本や韓国と異なり、欧米では子供向け商品で禁止されている表現が非常に多い。
これらはカード名およびイラストから徹底的に排除されている。
具体的には、「神」「天使」「悪魔」「十字架」といった宗教的な要素、「銃器(レーザー銃は可)」「血液」「棺桶」「死体(ガイコツ、ゾンビは可)」といった暴力的な要素、そして「露出度の高い女性」「巨乳」といった性的な要素は一切使用できない。
- 「民族衣装の規制は差別に繋がる」という説もあるが、《アマゾネス女王》などは普通に修正されているため明確な理由は定かではない。
- 米国では規制が特に厳しく、悪魔族の英語名は「Devil」「Demon」といった単語が使えないため「Fiend」となっている。
一方で他の国々では比較的規制が緩いため、いずれも「Demon」やそれを各国語で訳した言葉を使用している。
デーモンも、英語では「Archfiend」であるのに対し、例えばフランス語では「Archdémon」と明確に「悪魔」を表す言葉が使用されている。
このように、同じTCGであっても規制の度合いはまちまちである。
収録カードの一部変更・追加 †
- OCGのブースターパックは第5期の途中から80種類のカードで構成されるのが恒例となっているが、TCGでは20枚増えて100種類となっている。
内訳の基本は集英社の書籍付属カードを中心とした海外未発売カードが10種類、TCGで新規に追加されるカードが10種類となるが、10期終盤以降は比率が異なる場合もある。
TCGで新規追加されたカードは日本未発売カードとなるが、後に約1年分をまとめてEXTRA PACKでOCG化される。
- 海外追加分以外のカードもレアリティが日本版とは変更されており、OCG発売後の評価を見て人気が高いカードを軒並み高レアリティ化する傾向が強い。
OCGで好評であったカードの多くは、TCGではほぼ1BOXに1枚という低封入率のシークレットレアに格上げされ、入手困難となる事が恒例である。
更にシークレットレアは1種類のブースターにつき8~10種類存在する上、《ダーク・アームド・ドラゴン》のようにOCGで高い人気を得たカードは封入率操作によりシークレットレアの中でも更に封入率を低く設定される事すらある。
上記の通りTCG圏での大会では他言語のカードが使用できない事も相まって、こうしたシークレットレアの強力カードは1枚数万円で取引されることも珍しくない。
- 【ライトロード】や【魔導書】はその必須カードのほとんどが高レアリティであり、デッキの構築難易度は非常に高かった。
逆に「デッキを高レアリティのカードで揃えたい」と考える人達には(資金面に問題がなければ)人気であり、綺羅びやかなカードやデッキは人気や羨望の的でもあった。 - ストラクチャーデッキはOCG版から数枚入れ替えられる事が多い。
また、Structure Deck:Samurai Warlordsのように、OCGに存在しないストラクチャーデッキが発売されることもある。
- DUEL TERMINALは米国では稼働しているものの非常に数が少ないため、DUEL TERMINAL の新規カードはHidden Arsenalというパックでも販売する方式をとっていた。
- 最新の強力カードは入手が難しい一方で、登場からやや時間の経った強力カードは積極的に再版される傾向にある。
Special EditionやTinなど、再録カードを封入した商品がOCGよりも多く、「最新デッキを作るのは極めて困難だが、登場からやや時間の経ったデッキは組みやすい」のがTCGの特徴といえる。
リミットレギュレーションが異なる †
- 禁止・制限・準制限カードは海外未発売カードや日本未発売カード関連を除き、基本的にOCGでもTCGでも同一のリストが使用されてきた。
しかし、13/09/01の制限改訂より、OCG圏とTCG圏では全く別のリストが使用される事となった。
OCG圏のリストはリミットレギュレーション、TCG圏のリストは海外の禁止・制限カードを参照。
ルール及びテキスト・効果処理に違いがある †
- OCGとTCGとの間でテキストや効果の処理が異なっているカードも存在する。
TCGカードをOCGの大会で使用する場合、OCGカードのテキストに従ってカードの処理を行う。
そのため、たとえ外国語カードに書かれたテキストが理解できるとしても、日本語テキストの用意は必須となる。
- OCG(日本)とTCG(海外)とで食い違っていたテキストや効果処理を揃える場合、基本的には海外が日本に合わせる事例が多い。
《聖騎士コルネウス》・《三相魔神コーディウス》・《狂戦士の魂》のように、海外先行で登場したカードが後から登場したOCG側に合わせて後にエラッタや裁定変更されたケースすら見られる。
- ただし、《バージェストマ・ディノミスクス》や《破滅竜ガンドラX》は日本側が海外側に合わせた例外的な事例である。
- 後者は日本と海外での食い違いが何年も続いていたのだが、これは日本版の効果が先攻1ターンキルに利用され、後に禁止カードになったのと関係があると思われる。
海外版の効果ではこの様な運用が成されておらず、結果規制がかけられた事もなかったため、意図的に違いが生じたまま放置した可能性が高い。
事実、日本側が数年後に海外側のテキストに合わせてエラッタされると同時に規制解除の運びとなっており、完全にカードパワーと利用法を考慮した上でのエラッタである。
- OCGとTCGでテキスト及び効果処理に違いがあることが確認できているカード
※括弧内はOCGとの差異。- 《幻蝶の刺客オオルリ》(自身のテキストによる特殊召喚以外に他のカードの効果でも特殊召喚できる)
- 《シンクロ・マグネーター》(自身のテキストによる特殊召喚以外に他のカードの効果でも特殊召喚できる)
- 《BF-天狗風のヒレン》(任意効果)
- 《光と闇の竜》(破壊と蘇生が同時)
- 《極星邪龍ヨルムンガンド》(自身のテキストによる特殊召喚以外に他のカードの効果でも特殊召喚できる)
- 《極星邪狼フェンリル》(自身のテキストによる特殊召喚以外に他のカードの効果でも特殊召喚できる)
- 《黒衣の大賢者》(自身のテキストによる特殊召喚はチェーンブロックを作らない)
備考 †
- TCGではPSCT(問題解決カードテキスト)と呼ばれるテキストを採用している。
基本的なテキストの解釈方法が公式サイトで解説されており、チェーンブロックを作るか否か、対象をとるか否か、コストか効果かなどがテキストからわかるようになっている。
- OCGでの新規登場カードを決める投票企画の盛り上がりを受けてか、2020年の夏から冬に「Yu-Gi-Oh! 2020 Create-A-Card Project」という名目で投票企画がTwitterにて実施されている。
日本とは異なり16のテーマによる1vs1のトーナメント形式であり、それぞれの勝者がぶつかり合う形となる。
ラインナップは以下の通り。
結果、2回戦は「天気vsダイナミスト」「甲虫装機vs森羅」「X-セイバーvsフォーチュンレディ」「フォトンvsガエル」となった。
3回戦は「ダイナミストvs甲虫装機」「X-セイバーvsフォトン」、決勝は「甲虫装機vsフォトン」で行われ、最終的に甲虫装機が優勝し新規カード獲得の権利を得ている。
引き続き、カードの種類を決める投票「モンスターカードvs魔法・罠カード」が行われて後者が勝利、さらに「魔法カードvs罠カード」の投票が開始され、新規は「甲虫装機の魔法カード」に決定した。
そして最後に「どの商品に収録されるか」の投票が「CORE BOOSTER(通常パック) vs 60 CARD SET(Toon Chaos等の系譜) vs GIFT SET(~~BOX系の商品)」で争われ、60 CARD SETが勝利し投票は終了した。
新規カードである《Zektrike Kou-ou》はThe Grand Creatorsに収録されている。
- かつて行われていた「ノーリミットデュエル」では日本語以外のカードが使用可能であり、使用する際には以下の点が義務付けられていた。
- 日本未発売カードは使用できない。
- 日本語と他言語ではカード裏面のデザインが異なるため、裏面の確認できないカードプロテクターを使用する(メインデッキ使用カードのみ)。
- デッキ内のすべての他言語版カードについて、日本語版テキストを準備しなければならない。
日本語版の同名カードか、日本語版テキストを記載した紙を提示できればよい。
また、遊戯王カードデータベースの該当ページをスマートフォン等の電子機器で提示してもよい。 - 現在では上述の通り「ノーリミットデュエル」は廃止された。
- 日本未発売カードは使用できない。